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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第64章 闇のシナリオ・新たな獲物
10
ルカと仲がいい従業員からの
連絡だった。
その従業員は、ミドリが
特別なゲストであることは知っている。
「泊まっていないって、
答えておきましたけど、
それでいいんですよね?」
「ねえ、その彼女、
一人きり?」
不安に思ったルカが尋ねると、
「連れの男性がいらして、
入り口のところで
タバコ吸ってるみたいです」
その返事に、ルカも
健一がミドリを探しに来たのだと
ピンときた。
「ミドリ、あいつが来ちゃったから
もう行かなきゃ」
「最後に、綾子ちゃんと
タツヤくんに会いたかったなぁ。
いい初体験できてよかったね〜
って声かけたかったけど」
「気持ちはわかるけどさ、
行かなくっちゃ。
ボクが後で伝えておいてやるから。
せっかくここまで準備したんだから早く」
「そうね、ルカの言う通りだわ」
ミドリは住んでいた部屋を
引き払って、公演が終わってから、
何も言わずに健一の前から姿を消していたのだ。
高校生時代に付き合っていた担任からも
最近もストーカーのように
つけ狙われていたこともあって、
この二人の前から、永遠に
姿を消すために、ルカが、裏で動いていたのだ。
そのうちの一人、
健一が、どこで知ったのか、
嗅ぎつけてしまったようだ。
こんなことで
せっかくの計画が台無しにならないように、
ルカはすぐさま、ミドリを
このホテルから発たせるように
動いたのだ。
ルカと仲がいい従業員からの
連絡だった。
その従業員は、ミドリが
特別なゲストであることは知っている。
「泊まっていないって、
答えておきましたけど、
それでいいんですよね?」
「ねえ、その彼女、
一人きり?」
不安に思ったルカが尋ねると、
「連れの男性がいらして、
入り口のところで
タバコ吸ってるみたいです」
その返事に、ルカも
健一がミドリを探しに来たのだと
ピンときた。
「ミドリ、あいつが来ちゃったから
もう行かなきゃ」
「最後に、綾子ちゃんと
タツヤくんに会いたかったなぁ。
いい初体験できてよかったね〜
って声かけたかったけど」
「気持ちはわかるけどさ、
行かなくっちゃ。
ボクが後で伝えておいてやるから。
せっかくここまで準備したんだから早く」
「そうね、ルカの言う通りだわ」
ミドリは住んでいた部屋を
引き払って、公演が終わってから、
何も言わずに健一の前から姿を消していたのだ。
高校生時代に付き合っていた担任からも
最近もストーカーのように
つけ狙われていたこともあって、
この二人の前から、永遠に
姿を消すために、ルカが、裏で動いていたのだ。
そのうちの一人、
健一が、どこで知ったのか、
嗅ぎつけてしまったようだ。
こんなことで
せっかくの計画が台無しにならないように、
ルカはすぐさま、ミドリを
このホテルから発たせるように
動いたのだ。