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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第65章 一縷の望み・祝福の使者
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「昼公演が終わった後、
楽屋口で待ち構えててさ、
ミドリに花束、渡したんだよね。
前回の時も、いっつも渡してた。
かすみ草が似合うと思ってさ。


でね、ミドリさん、
演技がヘンに見えて、
姿勢もおかしかったけど
なんかありました?
って聞いたら、
目をうるうるさせちゃって。


それで、夜公演もあるから、
ゆっくりした方がいいかもって
この部屋に後で来るように誘ったんだよね」


「すごく怪しいんだけど」
「だよね、自分でもそう思ったけど、
ミドリ、心が折れそうだったから
ボクにすがってくれたんだよ」
「不思議ね〜。
でも、ルカって、そんなオーラあるな」
「そぉ?」


ルカは、話を綾子に聞かせながら
手のひらをもって、
指でマッサージを始めた。
あまりに自然な行為で、
綾子も身を任せていた。


初体験にもかかわらず、
そのあとも、
タツヤとのセックスは
バスルームやリビングで続いてしまい、
カラダも疲れていたから、
こんなマッサージが嬉しかった。


ホントは、タツヤの腕の中で
眠りたいくらいだったけれど、
ソファでタツヤは先に
寝てしまっていて綾子の
居場所はなかったのだ。
それで寝室に戻ってきていた。


「部屋に入ってきた時、
今と同じ制服姿で、
ミドリもびっくりしてた。
最初はボクだって気づかなかったし」
「アタシも、、、
でもルカ、姿勢もいいし、
キリッとしてるから、不思議と
男装も似合うのよね」


「ボクは、こっちの方が楽だから。
だって、女の子の姿してると
可愛すぎちゃってさ、もう大変なんだよ」
「まだ言ってる〜」


「へへっ。
今度、綾子にもとびっきり可愛い姿
見せてあげるから」
「どうぞぉ〜、楽しみに待ってるわよ」
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