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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第65章 一縷の望み・祝福の使者
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荒々しく欲情に満ちた男の指と
繊細で相手を慈しむようなルカの指は
明らかに違う。


真綿で包まれるよう、
そんな表現がぴったりで
綾子も身を任せてしまっていた。


「でも、あの時のミドリは、
ココロとカラダがバラバラで
かわいそうなくらいだったな」
「公演もうまくいって、
健一部長とも仲良かったんでしょ」


「それはそうなんだよね。
ノーパンも陰毛剃られちゃうのも
拒絶しないで受け入れてもいたし、
新た境地を開くことができたかも、
ミドリも自分でそう言ってた」
「そんな境地、あるんだ」


「どう?
綾子には、想像できる?」
「え?アタシ?」
「観客の前でさ、
ノーパンで、舞台に
上がらされるんだよ」


そう言いながら
ルカのタッチの動きが
大きくなってきた。
クリトリスを捉えた指が
回すように動かされている。


「ほら、目をつぶって、
ミドリ先輩が
させられたこと、想像してみて
ご覧よ」


綾子は催眠術にかけられたかのように
ルカの言う通りにしていた。
想像するくらいなら、
できてしまう。


仰向けにベッドに寝かされて、
カラダを隠していたバスローブも
いつしか取られてしまっていた。


初体験を終えて、
なんどもタツヤの射精を受け止めて
疲労があったカラダが
ルカのマッサージで
リラックスしていくのがわかった。


まるで宙に浮いているような、
重力を感じないほどに
力が抜けていった。
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