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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第66章 前祝い・ケダモノたちの宴




ユウコ自身、
健一とヒロフミの悪巧みの
一味になっているつもりだった。
ただ、それは表面的に過ぎず、
健一とヒロフミの今回の
シナリオのターゲットがカオルだと思わされて、
一役買っているにすぎなかった。
ユウコには全ては伝えられていなかったのだ。


この夜も、ヒロフミの
「巨乳のカオルちゃんと4Pできるかもよ、
どう?」
という言葉に乗せられて、
そのお膳立てをしていたのだ。
ずっと動画で見ていた、
カオルのスイカのような
巨乳を揉んでみたいという好奇心もあった。


ただ「闇のシナリオ」の
本当のターゲットは
カオルの親友の綾子だった。
肝心のそこをユウコは知らされていないのだ。
ずっと健一が狙いをつけ
機会をうかがいながら
シナリオを仕上げていっていた。


ミドリがいなくなった次の日、
ホテルのスイートルームで
綾子がタツヤにバージンを捧げたのは
わかっていた。


その後も、カオルから、
綾子がタツヤといいムードになっていることは
聞いている。


「ラブラブみたいで、
この間なんて、泊まりで温泉に行ったみたいよ。
いいなぁ、カオルも行きたい〜」
そう聞かされていた。


この別荘で、ヒロフミとユウコと
合流する前の晩は、
カオルと温泉に連れて行ってご機嫌を
とったけれど、
健一の頭には、綾子の姿しか浮かんでいなかった。


カオルを抱きながら、
綾子の姿を思い浮かべ、

もっと愛の絆を深めてくれよ、
それを引き裂かれた時の
綾子の顔が今から楽しみだぜ。
オレのオンナにしてやるからな。
せいぜい、今のうちに
たくさん愛を育んで、
具合のいいカラダに開発してもらえよ

そう毒づいていた。
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