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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第67章 親友とのナイショの破廉恥トーク
4
健一が落ち込んでいるのは
あくまでもフリなことには
カオルは気づいていなかった。
ミドリの行方を知りたいのと、
綾子の現状を知りたいのと、
その二つを、
カオルを通して探っていたのだ。
もちろん、そのことも
カオルには知らされていない。
ミドリに関しては、
ヒロフミ以外にも
他の男に抱かせる約束を
してしまっていたから、
メンツが立たなかったのだ。
唯一の手がかりは、
ホテルでミドリと過ごしたらしい
綾子とタツヤの二人だったけれど、
健一が直接聞くのも
怪しまれてしまうだろう。
それで探りを入れていたのだ。
でも、それ以上に、
綾子をものにすることの方が
今は、重要だった。
もう闇のシナリオは
すっかり出来上がっている。
あとは、綾子のカラダが
それなりにオトコを知っていて
欲しいという願望もあった。
初めての彼氏を
心だけでなく
カラダでも愛し、愛されて、
分かちがたいものになっていればいるほど、
堕としがいがあると
手ぐすねを引いて待っていたのだ。
「ま、ミドリ先輩のことは
いいや。
また何か聞いたら、教えてね」
「うん」
「それよりさ〜、
彼氏とは、うまくいってるの?
タツヤさんだっけ?
この前、温泉旅行行ったって
聞いたけど」
「やだぁ、
誰から聞いたの?」
そんな話、
ほとんど誰にもしてないのに、
カオルちゃんたら、
ホント、地獄耳なんだから。
健一が落ち込んでいるのは
あくまでもフリなことには
カオルは気づいていなかった。
ミドリの行方を知りたいのと、
綾子の現状を知りたいのと、
その二つを、
カオルを通して探っていたのだ。
もちろん、そのことも
カオルには知らされていない。
ミドリに関しては、
ヒロフミ以外にも
他の男に抱かせる約束を
してしまっていたから、
メンツが立たなかったのだ。
唯一の手がかりは、
ホテルでミドリと過ごしたらしい
綾子とタツヤの二人だったけれど、
健一が直接聞くのも
怪しまれてしまうだろう。
それで探りを入れていたのだ。
でも、それ以上に、
綾子をものにすることの方が
今は、重要だった。
もう闇のシナリオは
すっかり出来上がっている。
あとは、綾子のカラダが
それなりにオトコを知っていて
欲しいという願望もあった。
初めての彼氏を
心だけでなく
カラダでも愛し、愛されて、
分かちがたいものになっていればいるほど、
堕としがいがあると
手ぐすねを引いて待っていたのだ。
「ま、ミドリ先輩のことは
いいや。
また何か聞いたら、教えてね」
「うん」
「それよりさ〜、
彼氏とは、うまくいってるの?
タツヤさんだっけ?
この前、温泉旅行行ったって
聞いたけど」
「やだぁ、
誰から聞いたの?」
そんな話、
ほとんど誰にもしてないのに、
カオルちゃんたら、
ホント、地獄耳なんだから。