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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第14章 ドキドキときめきスイートルーム1 シャワータイム


さすがスイートルーム、浴槽も広かった。
綾子とミドリ、二人で浸かっても足を伸ばせるくらい。
タツヤが下着を選んでいる間に女子トークに花が咲いた。

「ねえ、初キッスはどうだった?」
「キスしたってわかるんです?」
「だって二人の距離、一気に縮まってたよ。
それにタツヤくん、いつの間にか綾ちゃんて呼んでるし」
「うれしくって、、、初キスは、、、
鼻が当たっちゃいました、それに歯もぶつかって」
「まあ、そのうち慣れるわよ」
さすが人生の先輩というミドリの受け答え。

「今夜、もう少し進むといいわね。
二人で同じベッドだし」
「え?一緒の?」
「この際、そうしなさいよ。タツヤくんのアパートの部屋で、
なんてムードもあったもんじゃないと思うわ。
私、勝負下着しか持ってきてないから、
それ付けて甘〜く誘惑しちゃいなさいよ」
「でもキスしただけでも、もう体が熱くって、、、」
「だからそれをなんとかしてもらうのよ、タツヤくんに。
セックスなんてもっと後でいいんだから、
今夜は気持ちよくしてもらって、
気持ちよくさせて、お互い大切な夜にするといいわ」
「頑張ってみます。もし困ったら、助けてくださいね」
「私が助けたら、タツヤくん私のものになっちゃうかもよ〜」
「それはやめてください!」

「ねえ、ミドリ先輩って、健一部長と別れちゃったんです?
なんかさっき、へんな雰囲気だったから」
「まあ二年も付き合ったから、いいんじゃないの。
今回、いい作品になったとは思うけど、
彼、私に飽きちゃったんじゃないかな。
なんか、他に好きな人が出来た気がするの」
「そうなんですか?」
「なんか、セックスだっておざなり。彼の性欲処理してるみたい。
私の気持ちなんて、全然。
この間だって、見たでしょ、部室で。
喜んでやってあげてるふりしてたけど、早くイかせて終わりにしてって感じ」
「その、イかせるってところがアタシわからなくて」
「まあ、タツヤくんに教えてもらって。そこは女じゃ教えられないから」
「ちょっと怖いですけど」
「平気よ、綾子ちゃんなら、そんなの受け止めちゃうポテンシャルありそうな気がする」

「あ〜でも健一にだけは本当に気をつけて。
あいつ、言葉が巧みだから。ついコロリといってしまうなんてことあるからね。
ま、私がそうだったから」

そういうとミドリは二年前の出会いを話し出した。
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