この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第14章 ドキドキときめきスイートルーム1 シャワータイム


「健一とは二年生の時に同じ映像作品を作るグループになったのね。
健一は二浪で二つ年上、いつも自信ありげ。
映画もいっぱい見てるし、何より物語の作りが上手。
そんな彼から、一人暮らししている部屋に電話があって、
自分が書いて撮るから主演して欲しいって。
悪い気はしないよね」
その気持ちはよくわかる。
綾子だって照明なんかより役者をやりたい。

「でね、会う度に、名画のビデオ貸してくれたり、
演技の本、見せてくれたり。
ああ、この人、本当に映像を撮るのが好きなんだなあって。
でもね、全然、手とか出してこないの。
私、男関係のトラウマがあって、大学に入ってからは
お付き合いはずっとお断りしていて、
でもね、しょっちゅう言い寄られてた」

「いいなあ、ミドリ先輩、モテモテ〜」
「でもね、健一は何にも言ってこなくて、
レンズ越しに見つめ合うだけ。彼が褒めてくれるのは
画面の中の私だけ。
完成するまで、本当に何にも言ってこなかった。
結局、私が健一に告白しちゃったのよ」

「へえ〜、なんか、意外です」
「私だって、そんなことになるなんて。
でも健一の才能はキラキラしてて、魅力的だった。
それが彼の狙いだったのよね」
「狙い?ですか」
「私に告らせるように、綿密なシナリオを書いていたと思う」

「俺のオンナになりたいってことだよなって。
急に威圧的になって、でも、それも逞しいなって。
うん、て頷いっちゃった。
その週末、彼の知り合いの別荘ってとこに連れてかれて、
彼、豹変したの。
そんなに俺のオンナになりたいんだったら、
なんでも言うことを聞くって誓うなって、
怖いんだけど、ぞくぞくしちゃって、、
私、きっとMっ気があるのよね」

「Mですか?なんですかそれ?」
「本当に何も知らないのね〜、マゾヒズム、
いじめられて悦ぶ体質ってことかな」
「そんなふうに見えな〜い」
「そうなのよね、自分でもよくわからなかった。
でも強く言われるとダメなの、昔っから」

「それでね、ベッドに彼が全裸で横たわって、
好きなように喜ばせてみろよ、お前が覚えてきた性のテクニック使ってって。
まずは服を脱ぐところからだ、やらしく脱げよって。
その間中、ずっとビデオ撮ってるのよ。
やめてほしいけど、言えなかった」

綾子を性奴とするシナリオは
まさにスイートルームで過ごしたこの夜、書かれ始めていた。
/947ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ