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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第69章 最終章 闇のシナリオのヒロイン誕生への道
14
今、寮の部屋で、
マキと話していても、
イケメンくんがなぞった指の感触を
唇が覚えている。
まだ恋人のタツヤにしか
許したことがない唇。
キスをしたわけではないけれど、
その指先の温もりが
イケメンくんの唇の柔らかさを
感じさせた。
テレビでアップになっている
イケメンくんの唇を
思わず見つめてしまった。
あの時は、胸がドキドキしすぎて
ちゃんと見ることができなかった。
それでも、
画面の中のイケメンくんを
見るのですら、
今も恥ずかしい。
あの時、キュンと、
心が疼いたことも思い出してしまう。
「綾子、なんか、
顔赤いけど、、、」
「えっ、、、あっ、、、
ちょっと酔っちゃったかな?」
綾子は、そう誤魔化しながら、
残っていたレモンサワーのグラスを
手にとって、クイっと飲んだ。
ほんのりと赤くなっている顔に
綾子の白い八重歯がキラッと
光るのをマキはじっと見つめていた。
あの時、綾子の唇から侵入し
八重歯を撫でてきた
イケメンくんの指先は、
彼の唇と同時に、
あそこをも思わせた。
あのまま指先が、
口の中にまで入り込んできたら、
吸い付いてしゃぶってしまったかも
しれない。
あの一瞬、二人だけになった楽屋での空間、
綾子は抵抗することもできず、
イケメンくんに隷従してしまっていた。
そのトロンとして潤む瞳を
隠しカメラは、しっかりと捉えていた。
このすぐ後に、
イケメンくんから動画を送ってもらった健一が、
闇のシナリオのヒロインが
誕生したと確信した表情だった。
今、寮の部屋で、
マキと話していても、
イケメンくんがなぞった指の感触を
唇が覚えている。
まだ恋人のタツヤにしか
許したことがない唇。
キスをしたわけではないけれど、
その指先の温もりが
イケメンくんの唇の柔らかさを
感じさせた。
テレビでアップになっている
イケメンくんの唇を
思わず見つめてしまった。
あの時は、胸がドキドキしすぎて
ちゃんと見ることができなかった。
それでも、
画面の中のイケメンくんを
見るのですら、
今も恥ずかしい。
あの時、キュンと、
心が疼いたことも思い出してしまう。
「綾子、なんか、
顔赤いけど、、、」
「えっ、、、あっ、、、
ちょっと酔っちゃったかな?」
綾子は、そう誤魔化しながら、
残っていたレモンサワーのグラスを
手にとって、クイっと飲んだ。
ほんのりと赤くなっている顔に
綾子の白い八重歯がキラッと
光るのをマキはじっと見つめていた。
あの時、綾子の唇から侵入し
八重歯を撫でてきた
イケメンくんの指先は、
彼の唇と同時に、
あそこをも思わせた。
あのまま指先が、
口の中にまで入り込んできたら、
吸い付いてしゃぶってしまったかも
しれない。
あの一瞬、二人だけになった楽屋での空間、
綾子は抵抗することもできず、
イケメンくんに隷従してしまっていた。
そのトロンとして潤む瞳を
隠しカメラは、しっかりと捉えていた。
このすぐ後に、
イケメンくんから動画を送ってもらった健一が、
闇のシナリオのヒロインが
誕生したと確信した表情だった。