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第69章 最終章　闇のシナリオのヒロイン誕生への道

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「こんな清楚な感じの綾ちゃんがさ、
服を脱がせてるうちに、
どんどんエロエロになっちゃうんだぜ。
みんな、想像もできないだろうな」
「たっちゃんの前だけだからぁ、
誰にも想像されなくていいの〜」


「いひひひ〜、
そうだよね〜、僕だけだよね〜」
「もぉ、そんなやらしい笑い方、
しないでったらぁ。
いやぁん、エッチぃ」


付き合い始めたばかりの
こんな初々しいやりとりも
綾子は好きだった。


それに、タツヤに
いやらしい目で見られると
綾子もゾクゾクしてしまい、
脱がせられるたびに、
カラダを舐めまわされるような視線を感じ、
キュンキュン胸が締め付けられた。


「絶対、他の男になんか、
脱がされたらダメだからね。
指一本、触れさせたくないから」
「わかってるわよ〜、
綾子はたっちゃんだけのものなんだから」


今夜も、そんな、
たっちゃんだったら、、、
良かったのに、、、


でも、、、アタシ、、、
イケメンくんの指で
触られちゃった、、、
やっぱり何か、
気づかれたのかな、、、



一方のカオルちゃんは、
仲良しの店員に選んでもらったのだろう。
巨乳を隠すどころか強調するような
ぴったりのサマーニットのセーター
とチェックの柄のミニスカートを
試着していた。


さすが女性が選んだだけのことはある。
清潔感もありながら、
ほのかに色気を漂わせる、
モデルのような格好になっていた。