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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第70章 エピローグ クランク淫 主艶女優綾子




「だいたいさ、
初めて会ったと場面とは
思えないんだよな。
カオル、いちゃつきすぎなんだよ」


、、、もしかして
健一部長、
カオルちゃんとイケメンくんに、
妬いてるの?
自分で書いたシナリオなのに、、、


「そんなことないよな、
カオルちゃん。
ケンも言い過ぎだよ」


イケメンくんが、
カオルをかばうように
間に入ったところで
健一がさらにエスカレートしてしまった。


「おいおい、
なんか、仲良いじゃねえか。
どういうことだよ?
そういえばさ、
夕べ、二人でセリフ合わせるって、
ずっと一緒だったんじゃないか?」


そのことを健一が知っているのに
綾子もびっくりした。
夕べ、同室のカオルちゃんと
一緒にセリフの練習に付き合って
上げている時に、
イケメンくんがいきなりやってきたのだ。


イケメンくんは隣の部屋だったらしく、
二人の声が筒抜けで、
「だったら、ボクと一緒に
練習すればいいだろ」
そう言ってカオルを
部屋に連れて行ってしまったのだ。


「もしかして、
昨夜、二人で何かあった?
だから、緊張感もなくって、
こんなベタベタした演技に
なってんだろ?
どうなんだ、カオル?」


隣の部屋との壁は薄かった。
何が起きたのかは
綾子も聞こえていたから
よく知っていた。


セリフを合わせていたはずの二人が
やがて、、、


綾子は憧れのイケメンくんと
カオルとの聞いてはいけない声、
聞きたくはない声を
聞いてしまっていた。
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