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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第70章 エピローグ クランク淫 主艶女優綾子




健一の言葉は
きつくトゲがあるのものだった。
演技がどうこうというより、
もはや、イケメンくんとカオルとの
仲に嫉妬しているのは
綾子だけでなく
周りのスタッフ誰の目にも明らかだった。


「もぉ、ケンったらさ、
もしかして、ボクと
カオルちゃんが、
いい感じなんで妬いてる?
こんなの演技に決まってるだろ。
ボクがいい演技してるってこと」


イケメンくんが、
爽やかな笑顔で言い訳するように健一に
そう言っている間、
カオルは俯いたままだ。


「そうだ、
隣の部屋にいた、
綾子ちゃんに聞けば、
わかるよ。


ボクもカオルちゃんも
ずっとセリフの練習してたよね?
聞こえてただろ、
綾子ちゃんにも。
ね〜〜〜」


イケメンくんがにっこりしながら
綾子を見つめてきた。
口元は穏やかに見えても
その目は、笑っていなかった。


カオルちゃんも、
弱々しい目でこっちを
見つめているのが見えた。


アタシが、
昨夜、二人が何をしていたのか
ずっと聞いていたのは知っている
はずだ。


アタシの答え次第で、
二人の運命が決まってしまう。
でも、
恥ずかしいことをしていたのは
二人だけではない。
アタシも、、、だ、、、


「綾子ちゃんの声だって、
こっちに聞こえてきてたしさ。
テレビでも見てたんだよね」


、、、声が聞こえてたの?
そしたら、、、
もしかして、
2人の行為を聞きながら、
壁に背をもたれ掛けさせて、
アタシが自分の指で慰めていたのにも
イケメンくんには気づかれていたのかもしれない。
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