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第70章 エピローグ　クランク淫　主艶女優綾子

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あの時、、、か、、、
確かにユウコ先輩とは
会ってないな。


同じ放送研究部でも、
女子大も学年も違うから、
会う機会なんて滅多にないから、、、


さすが、以前は主演してただけあって、
憧れのヒトなのよね。
すっごく美人だし、
それにプロポーションも抜群だった。


主演した舞台の
記録用の映像見たこともあるけど、
演技もすっごく上手なのよね。
でも、まさか
あんなことになるとは、、


「ユウコもカオルちゃんに
また会いたがってたぜ。


主演女優同士だからさ、
気が合うんだろうな、きっと」



、、、あの時、、、
それは、数週間前に遡る。
カオルは健一と一緒にこの高原にきて、
ヒロフミとユウコのカップルと合流したのだ。


ユウコは健一の元カノらしいけど
今はヒロフミの彼女だ。
元カノと今カノ、
まさか一緒になるとは思わなくて
緊張もしていた。


ダブルデートみたいなノリなんだろうけど、
先輩ばかり三人で緊張してしまって、
お酒を飲み過ぎて、
羽目を外してしまったのだ。


あの時は、
デキる３人の先輩たちと
一緒に過ごせて、
自分も偉くなったような
高揚感に包まれていた。


夢見心地だったけれど、
東京に戻って冷静になると
悪夢としか思えない、
受け入れがたい体験だった。


「ユウコとカオルちゃん、
どっちがスケベな淫乱女優になれるか
競い合ってたもんな」