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真紅の花嫁
第8章 紫苑の教師
「はぁん……だ、だめ……
亮くん、だめだよぉ……
あん、あん、ああんんんっ」
令嬢の長い手足ががくがくと跳ねまわった。
「綾音、気持ちよかった?」
涙をにじませた瞳をカメラに向けて、綾音はこくこくと頷く。
「ぼくのこと、好き?」
「うん」
「ありがと。
お礼にもっと気持ちよくしてあげる。
ほら、これはどう?」
「ひいいっ……いやああああっ」
画面に女の脚が映った。
亮が肩にかついだらしい。
スリムな裸身が二つ折りになって、綾音のヒップも宙に浮く。
結合部までが映り込んだ。
悲鳴を上げそうになって、真波は両手で口元を押さえた。
しかし、眼はそらさなかった。
瑞々しい肉の華の中心に、ずっぽり嵌った野太い屹立。
青筋を浮かべた弓棒が出入りするたび、淡い繊毛に縁どられた秘唇がめくれ、白濁した花蜜がとろとろとあふれ出る。
避妊具らしきものはつけていない。
淫猥きわまる交接部と、西洋人形を思わせる美貌が、縦に並んで映し出される衝撃に、真波は声もなかった。