この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真紅の花嫁
第3章 琥珀の夜

シャワーを浴びていると、ガラス戸が開く音がした。


陽介だった。
当たり前だが、全裸である。

あわてて隠そうとした身を、背後から抱きすくめられた。

「あ、待って」
「すごくきれいだ」

お腹のあたりに両手をまわされ、肩先にキスされる。


浴室でこんなことをされるのは初めてだった。
そもそも、ベッドの上以外で裸を見られた経験がない。

いい歳をしてカマトトぶっているようで恥ずかしいが、お湯の出続けるシャワーヘッドを胸に抱え、肩をすくめているしかなかった。


「背中を洗ってあげよう」

陽介はボディソープのボトルを取った。

「あの……自分で、できるから」
「やらせて欲しいんだ」

手のひらで立てた泡を、真波の背中に塗ってくる。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ