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団地妻、桃香の青春とは……
第4章 蒼汰くん

突然寝室のドアが開いて、友美が部屋に飛び込んで来たのだ。
ショッキングな濡れ場を目の当たりにして、友美はたじろぎ目をむいた。
桃香が男を連れ込んでお楽しみの真っ最中に、不意に飛び込んで邪魔をしてしまったと察してとっさに詫びた。
「あっ、ああーー、ご、ごめんなさーい!」
慌てて背を向けて立ち去ろうとする友美に、桃香が呼び止めた。
「あっ、友ちゃん、待って! 行かないで!」
友美は立ち止まり、何も言わずに振り向くしかない。
蒼汰の腰に巻きつけていた脚を下ろして、桃香が友美に声をかける。
「友ちゃん、紹介するわ」
蒼汰は何が起こったのか理解できずに、とりあえず桃香の身体から離れるしかなかった。
オマンコからチンポを引き抜いて、桃香と並んでベッドに腰かけた。
ドアの前に立っているのは、色っぽい下着姿の小柄な女性だった。
「友ちゃん、彼はね、蒼汰くん。向かいの窓の男性だよ。蒼汰くんはね、高校3年生なんだよ」
ようやく全てを理解して、友美は大きくうなずいた。
「へーえ、そうなんだ。高校生だったんだ」
蒼汰は面食らっていた。なぜこの女性は、自分のことを知っているのか。
どうしてジロジロと見つめるんだ。
「あんた、わたしの顔に見覚えあるでしょ?」
きょとんとして表情を変えない少年に、友美はズカズカと部屋に入って、顔を近づけて耳元でささやいた。
「あんたが双眼鏡で覗き見してた、桃香さんのレズビアンの相手だよ。あんた、2回も射精したでしょうよ。思い出したかい?」

