この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
団地妻、桃香の青春とは……
第6章 桃香の青春

展望灯台から相模湾が見渡せる。

「ほら、富士山が見えるわよ」
「ほんとだ、空も海も真っ青だね」

「ねえ、蒼汰くんの両親って、どんな人なの?」
不貞の身だとすれば、知る必要のない質問だと思ったけれど、気になっていたから聞いてみた。

「親父は横須賀の会社に勤めてる。お袋は近くの会社で事務のバイトをしてる。僕は東京の大学へ行って、東京の企業で働くって決めてる」

「だから大学受験で頑張ってるのか。合格したらどうするの?」
「大学の寮に入ってアルバイトする。陰気な家なんか早く出て行って、東京で生活したいから」

「蒼汰くんは3年生だから、来年卒業したら、4月には東京に行ってしまうってことなのね?」
「うん。必ず合格して東京へ行く」

「そっか。じゃあ、蒼汰くんとは、3月の卒業式でお別れってことかあ。まあ、丁度いいわね。その頃には、私の旦那も帰国しているだろうから」

「桃香さんの旦那さんって、自衛隊員で海外派遣なんて、カッコいいね。どうやって知り合ったの?」

「合コンだよ。女子大生時代の友だちに誘われてね、参加したら偶然気が合ったのよ」

「ふーん、桃香さんの初体験って、旦那さん……? じゃないんでしょ? いつごろ処女を奪われたの?」

「処女喪失はね、小学校の3年生だよ」
「えっ、そんなに早く? 小3でセックスなんて……できたの? 誰と……ヤッたの?」

「聞きたい?」
「うん、聞きたい」


/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ