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団地妻、桃香の青春とは……
第6章 桃香の青春

江の島の駐車場を出て、ナビに導かれてラブホに到着するまで5分も要しなかった。
部屋に入ると照明は明るく、ダブルベッドが白色ライトに照らされている。
「桃香さん、こんなとこ、よく来るの?」
「うーん、5年ぶりくらいかな」
「あれえ、これバイブじゃないのかな。ねえ、桃香さん、バイブ使ってあげようか?」
「そんなの使わないわよ」
バイブと聞いて桃香はドキリとした。バイブで悶える姿を、蒼汰に覗き見されているのだから。
気まずい思いをはぐらかすように、桃香は言葉を尖らせた。
「いいから蒼汰くん、脱ぎなさいよ。私はシャワーを浴びようかな」
言われて蒼汰はシャツを脱ぎ、ジーパンを脱ぎ、ブリーフも脱いだ。
桃香は蒼汰に背中を見せて、ワンピースのホックをはずすように促した。
蒼汰はホックをはずしてジッパーを下げると、ワンピースの上からオッパイを鷲づかみにして、桃香をベッドに押し倒した。
あらがう桃香の唇を奪い、荒っぽいキッスから半身を起こすと、立膝にスカートのめくれた桃香の太ももに手を伸ばし、じりじりとお尻へ這わしてパンティを剥き出しにした。
蒼汰の目は飢えた狼みたいにギラギラと燃え盛り、今にもパンティを突き破ってチンポを挿入しそうな勢いだから、気をそらせるようになだめて言った。
「蒼汰くん、私も脱がしてくれなきゃダメでしょう。裸にしてくれたらさあ、ローションプレイしようか?」
「どうするの?」
「そこにあるローションを取ってちょうだい。その前に、脱がして……」
脱ぎやすいように桃香はお尻を上げる。
ワンピースとブラジャーが剥ぎ取られると、ライトに照らされてはじける白い裸体に、黒網のパンティが浮かび上がって煽情的な色香を放つ。
発情した狼の眼差しで、裸体をねめ回した蒼汰は黒いパンティに指をかける。いかにももったいなさそうに、じわりじわりと脱がしにかかる。

