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団地妻、桃香の青春とは……
第7章 修練と嫉妬

それ以来、日曜日になると、健介は朝食の前にいそいそと、玄関を出て向かいのインターホンを鳴らしている。
寝室のベッドで下着姿の桃香が待ち受けて、健介はパジャマを脱いで飛びついて行く。
友美は悶々としながら自宅で待つに耐えられず、たまに二人の様子を覗きに行くと、寝室からあられもない声が聞こえる。
「ああん、健介くんたら、うふふ、イジメちゃうぞ、うっふん」
桃香の甘えるような黄色い声が、キッチンにまで聞こえてくる。
「あああん、いいわ、ああん、あーーん」
悶えているのは桃香のほうだ。
秘技を行使して、さっさとイカせてやれば良いものを、桃香は健介を相手にセックスを楽しんでいる。
健介もまた、年上の桃香を抱擁して、甘ったるい交合に酔いしれている。
「ああ、気持ちいいよ。桃香さん、マラ殺しを、紅サソリを……お願い」
「ダメ、もっと長くして、私をイカしてくれなくちゃあダメ、ああん、もっと」
「うう、これでもか……うう」
「ああん、もっと、もっとよ」
友美の嫉妬は燃え上がり、悔しさと、惨めさを粉砕するために、秘技の鍛錬を怠るまいと気合を入れる。
だけど時々、夫と桃香がどんな媚態で実戦しているのかを、見届けたくて顔を覗かせる。
そんな友美に、桃香が声をかける。
「あっ、友ちゃん、おいでよ! 一緒にヤロうよ。こっちへおいで!」
「う、うん」
桃香に誘われると、友美はついつい頷いてしまう。
友美はパンティを脱ぎ捨ててベッドに上がると、桃香と並んで仰向けに寝る。

