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団地妻、桃香の青春とは……
第8章 修得の判定

大先生の腰がクイッと押し出されて、亀頭が割れ目に食い込んだ。
クリトリスに触れてわずかに喘ぐと、間髪を置かず、大先生の肉棒がググイッと膣奥まで挿入された。
「あぐぁーーーーーーー」
桃香は一瞬、呼吸が止まり、心臓も止まったかに思えた。止まった呼吸が吐き出されると同時に、絶叫が部屋の天井と壁面を揺るがしたのだ。
桃香の指先から脳天まで、百万ボルトの電流が走り抜けた。激辛のタバスコを一息に飲み干したように、鋭い痛みが背骨を激走した。
いきなり乳首が火照り、放心状態になりながらも、意識を保って桃香は耐えた。
これはまさに、獅子のコンドームを装着したセールスマンに抱かれて、失神しそうになった衝撃と同じではないか。あのとき自分は不感症だったけど、いま攻撃されればさらに衝撃は大きい。
今の自分には、対抗できるだけの秘技を身につけているのだが、大先生の攻撃は凄まじく、マラ殺しの技を仕掛ける余裕すらなかった。
大先生の肉棒は、海底に潜んで敵の動向をうかがう潜水艦のように、桃香の膣内に差し込まれたままじっと動かない。
桃香が動けないことを承知して、大先生の手足や舌がうごめき始める。
両脚は太ももに絡みつき、手の平はオッパイを撫でまわし、舌先は首筋から頬を舐め、ブチュブチュと唇を奪って離さない。
桃香は両手で緋毛氈のシーツを握り締め、粘っこい愛撫に耐えて慎重に身構える。
少しでも身動きしたら、勃起の刻みに膣内の性感帯を擦られそうだ。
だけどこのまま無防備に、大先生からとどめの攻撃を受けたなら、たちまち悶絶させられてしまうだろう。
新たな攻撃を受ける前に、反撃を先制して勝負をつけなければ降伏することになる。
ねっとりと愛撫を受け、粘っこく抱擁されながら、桃香はじっと機をうかがっていた。
大先生の肉棒が、膣襞をかすめてわずかに揺れた。
「よし、今だ!」

