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団地妻、桃香の青春とは……
第1章 愛のセールスマン

男は確信した。女は感じ始めたと。
いや、確実に感じていると。
肉棒を挿入したとたん、女のお尻の筋がピクリと動くのを男は感じた。
すかさず胸を密着させたまま、身体の重心を右へ傾けて回転を始めた。
互いの胸をピタリと抱き合わせた状態で、間髪をいれずに回転を始めたのだ。
布団の上を二転三転し、勢いつけて畳へと転がり出た。
壁にはばまれて回転が止まると、さらに重心を移して布団の方へと転がった。
一対の大蛇が絡み合って回転するように、交合したまま畳の上を転がった。
転がるたびに、桃香の絶叫は熾烈に高まる。
クリトリスが電気に触れたかのように、快感が神経をつらぬいてビリビリと震える。
「あぐぁーーーーん、ああーーん」
布団の上から畳の上を、右へ、左へと回転したが、無為に転げ回っていたわけではない。
回転の振動と畳の圧を利用して、男は前後に腰を振り、勃起した肉棒を激しく動かしていたのだ。
コンドームの特殊な刻みが、膣道のひだに密着して摩擦する。
激烈な摩擦が卑猥な熱を帯びて、麻痺していた性感帯が目を覚まして喘ぎ始めたのだ。
ジャングルの野獣に荒々しく強姦されているような、異様な官能が桃香の脳天を突く。

