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団地妻、桃香の青春とは……
第10章 真司の帰国

そして日曜日、友美と健介は昼前に揃ってやって来た。
友美は超ミニのスカートにノースリーブの白シャツで、ギャルも顔負けの色っぽさだ。

キッチンに入ると、桃香がスパゲッティを茹でている。

「友ちゃんたら、そんなミニなんか穿いちゃって、女子高生みたいだわ」
「だって、悩殺してやるんだもの」

「まあ、マジでヤル気満々ね。真司もね、朝からステーキを食べさせてやったわよ、生ニンニクも添えて」
「うふふ、桃香さん、ごめんね。わたし、真司さんを食べちゃうから」

「いいわよ。存分に味わってちょうだいな」
「うん、楽しみだな。うふふ」

桃香は茹で上がったスパゲッティを4人分の皿に盛り分け、ミートソースをかけてみじん切りのパセリをのせた。
それから媚薬の封を切り、真司の盛り付けに振りかけた。

友美が目をそらした隙に、健介の皿にも少しだけ振りかけた。


すでにダイニングのテーブル席には、真司と健介が向かい合わせに座っている。
テーブルには赤ワインが二本と、マムシドリンクが数本用意されている。

友美は真司の隣のイスを引いて腰を下ろした。ミニのスカートがめくれ、真司の視線が露出された太ももに釘付けになる。
その様を向かいの席で、健介はなにげない表情で眺めている。

すでに健介は、自分の妻が隣人の夫に抱かれている姿を想像して、チンポを勃起させているのだろうか。

桃香は健介の隣のイスを引くと、スカートの裾を持ち上げて太ももを見せつけた。戸惑う健介の視線を無視して桃香は腰かけた。

それぞれのグラスにワインが注がれ、桃香が乾杯の音頭をとった。

「それじゃあ乾杯しましょうね。友ちゃんが秘技を修得したお祝いと、成果を確認するための実験の成功を祈って、かんぱーい」

4人のグラスがカチン、カチンと合わされる音が、卑猥なパーティの幕開けにふさわしく爽やかに鳴り響いた。


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