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団地妻、桃香の青春とは……
第1章 愛のセールスマン

遠慮もなしに友美が玄関を上がると、桃香は朝食を済ませたばかりなのか、キッチンで紅茶をいれていた。
友美が下着姿の理由を桃香は知っているけど、いつものように問いかける。
「あら、そんなあられもない格好で、どうしたのよ?」
問いを無視して友美が愚痴る。
「ねえ、聞いてよ、うちのバカ亭主。もう1か月もヤッてくれないんだよ」
「あら、だからそんな色っぽい下着姿か」
いつものことだと言わんばかりに、桃香はさらりとかわす。
「紅茶をいれてあげるから、ソファーに座ってなさいよ」
「うーーん」
不貞腐れた素振りで、友美はリビングのソファーに身体を投げ出す。
いつものように桃香がなだめる。
「仕方がないでしょうよ、健介くんは仕事で忙しいんだから。しっかり稼いでくれてるんだから、感謝しなくちゃ。私なんか、半年間もお預けなんだからね」
「状況が違うよ。桃香さんの旦那は海外派遣なんだから。うちのバカ亭主は、ヤル気がないんだから」
邪険に言い捨てて、友美はフゥーと溜め息をつく。
友美が下着姿の理由を桃香は知っているけど、いつものように問いかける。
「あら、そんなあられもない格好で、どうしたのよ?」
問いを無視して友美が愚痴る。
「ねえ、聞いてよ、うちのバカ亭主。もう1か月もヤッてくれないんだよ」
「あら、だからそんな色っぽい下着姿か」
いつものことだと言わんばかりに、桃香はさらりとかわす。
「紅茶をいれてあげるから、ソファーに座ってなさいよ」
「うーーん」
不貞腐れた素振りで、友美はリビングのソファーに身体を投げ出す。
いつものように桃香がなだめる。
「仕方がないでしょうよ、健介くんは仕事で忙しいんだから。しっかり稼いでくれてるんだから、感謝しなくちゃ。私なんか、半年間もお預けなんだからね」
「状況が違うよ。桃香さんの旦那は海外派遣なんだから。うちのバカ亭主は、ヤル気がないんだから」
邪険に言い捨てて、友美はフゥーと溜め息をつく。

