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団地妻、桃香の青春とは……
第1章 愛のセールスマン

「友ちゃんも一緒に行こうよ。健介くんだってさあ、友ちゃんのオマンコが改造されて、失神するほどの快感を1度でも味わったら、毎晩放っておかないわよ。今のままじゃあ、何も変わらないよ」
「うーーん、そうだねーー」
桃香に煽られ口説かれて、友美も承知してマッサージ店を訪問する事に同意した。
即座に男性はスマホで予約の電話を入れた。
「もしもし、はい、私です。新規の予約を、はい、若奥様が2名です。はい、健康状態は良好です。はい、可憐で美人で……、ああ、そうですか、明後日の午後の2時に、はい、それではよろしくお願いします」
場所と予約の日取りを説明すると、男性は手帳をしまって立ち上がった。
玄関口で男性は、ふっと気になった素振りで問いかけた。
「あのう、田辺さんの年齢は、おいくつぐらいで……?」
にっこり笑って桃香が答える。
「ああ、ちょっとだけ、お年を召しておられますわ、おほほ」
「ああ、ちょっとだけ……ですか。あの、お二人のように美しい方で……?」
「はあ、ちょっとだけ大柄で、小太りでいらっしゃいますわ、おほほ」
男性は小さく頷き、首をかしげて出て行った。
「田辺夫人を、あなどっちゃいけないよ」と、警告したいセリフを友美は呑み込んだ。
「コンドームなんか食いちぎられて、唾液も精液も吸いつくされてしまうから。女郎蜘蛛みたいに抱きすくめられて、チンポをへし折られないように気をつけなさいよ」と、友美は言葉を呑み込んで見送っていた。
「たとえ精液を吸いつくされても、田辺夫人に鞄のコンドームを全て売りつけてしまえば、今日のノルマを達成できるから満足でしょう」と、桃香も黙って見送っていた。

