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団地妻、桃香の青春とは……
第2章 桃香と友美

隣りに寄り添っていた友美は、桃香の正面に向き直ると、いきなり顔を寄せて唇を奪った。唇を合わせながら、桃香の背中を岩肌に押し付けた。
友美は桃香の肩を抱きしめて、奪った唇に舌をねじ込み、グチュグチュ、グチュグチュとキスを続ける。
桃香にとって、女性と唇を重ねるのは初めての経験だった。
だけど、友美とならば、試してみたいと思っていた。
少女のように緻密な柔肌に、小さな唇が生意気そうにとんがっている。食べてやりたいと思えるほどに、目も鼻も耳も可愛い。
ねじ込まれた友美の舌を、桃香がキュッと吸いこんで目を閉じる。
友美は桃香の股間に太ももを食い込ませ、お尻の筋に力を入れて腰を動かす。
友美の太ももに桃香は脚をからませる。桃香の背中は岩肌にグイグイ押し付けられて、奇妙に新鮮な芽生えを感じ始める。
長い長いキッスを終えて、友美がそっと唇を離す。
すかさず桃香が体を入れ替えて、友美の背中を岩肌に押し付けると、唇を奪って舌を入れた。股間に太ももを食い込ませ、強く抱きしめてキスをした。
山の空気は気持ち良かった。霊気と温泉と唾液とで、二人の身体は溶けていく。

