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団地妻、桃香の青春とは……
第2章 桃香と友美

友美は小学時代を回想しながら桃香を見つめ、雛子先生との経緯を話してくれた。

唇を離して雛子先生は、優しく微笑みかけてくれた。
「あら、ようやく目を覚ましたのね。気分はどお?」

先生の唇の感触が、私の唇に残っていた。チーズケーキみたいな先生の唇の感触を、すぐには掻き消したくなくて、たやすく起き上がれる気にはなれなかった。

「まだ、起き上がれそうもないのかな?」
心配そうに声をかけてくれるから、私は雛子先生におねだりしてみた。

「先生、わたし、気分が良くなれるかもしれないから……、もう一度、やって……」
「うふふ、いいわよ、友美ちゃんが元気になれるなら……」

雛子先生は頬を寄せて微笑むと、そっと唇を合わせてくれた。
先生がチュッと吸うので、私もチュッと吸い返したら、先生は私の口に舌を入れて舐めまわした。

私は驚いて、思わず先生の手を握り締めたら、先生はシャツの上から私のオッパイを揉んでくれた。なんだかうっとりとして、気持ち良かった。

わたしね、とっても気持ちいいから、保健室に来る生徒の、誰にでもこんなことするのかと考えたら嫉妬して、思わず先生に問いかけた。

「ねえ、先生、誰にでも、気分良くしてあげてるの?」

「誰でもじゃないよ。友美ちゃんだけだよ。友美ちゃんの唇は、とっても可愛くて魅力的だから、うふふ」

「先生、また来てもいい?」

「いいわよ。気分が悪くなったら、いつでもいらっしゃい」

それから私はね、仮病を使って保健室へ行くようになった。


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