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団地妻、桃香の青春とは……
第2章 桃香と友美

部屋に戻ると、友美がテーブルを壁際に寄せる。
桃香は押し入れから敷布団を取り出して、渓谷を見渡せる窓際に広げる。
シーツを敷いて枕をひとつ頭に置いた。
友美が仰向けに布団に転がる。
大の字になって大きく背伸びをすると、浴衣の裾がチラリとめくれて太ももが覗く。
桃香は膝を折り曲げて友美の腰上にまたがると、浴衣の紐をパラリとほどいた。
「友ちゃん、始めるわよ」
桃香は覚悟を決めて挑むように、友美の瞳を見下ろした。
「うん、いいよ。キッスして」
友美が桃香を待ち受ける。
「ダメ、オッパイからもらっちゃう」
「うふっ」
桃香は浴衣を脱ぎ捨て全裸になると、友美の浴衣の紐をほどく。
肩も胸元も広げて、湯上りの白肌をしげしげと眺める。
小柄な肢体に白桃のオッパイが息づいている。
女の裸なんて見慣れているはずなのに、どうして今日は、こんなに卑猥でいびつな気持ちになれるのだろうか。
友美の白肌を見ていると、嗜虐的な欲望が湧いてくる。
この女を、犯してやりたいと、淫乱な気持ちになってくる。
愛くるしい友美の瞳が訴えている。私を抱いて、いじめてよと。

