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団地妻、桃香の青春とは……
第2章 桃香と友美

桃香は夢の中で、汗みどろになってまどろんでいた。
男が私を追っかけて来る。逃げ惑う私を追い回して追いついて、髪の毛を掴んで押し倒そうとする。
その手を必死で振り払い、走り去ろうとするのだが、思うように足が進まない。
私はコンクリートの壁際に追い詰められた。喉元を押さえつけられ、ブラウスを引きちぎられ、スカートのジッパーを下げられ、脱がされている。
必死で抵抗する私の頬に、ビンタを張られた。ブラジャーを剥ぎ取られて、乳房をもみくちゃにされて吸われている。ストッキングはお尻からビリビリに破かれ、厳つい手がパンティにかかる。
その時なぜか、私は夢の中で冷静に、男に犯される覚悟を決めているのだ。
壁際にもたれた背中がずりずり下がり、地面に横たわると全裸にされて、パンティを脱がされるのを待っている。
私は股を広げて、チンポが乱暴に挿入されるのを待ち受けているのだ。
ああ、男の勃起が陰毛に触れて、ああ、挿入……された。
いや、挿入されなかった……。
その寸前に、夢から目覚めてしまったのだ。
顔の見えないあの男は、いったい誰だったのか。
夢うつつに身体の内はムラムラと、オマンコが火照って疼いている。
桃香はふっと我に返り、とっさに引き出しからバイブを取り出した。
夢の男はきっと、露天風呂で勃起していた中年のおっさんに違いない。桃香は強引に決めつけて、バイブの先をオマンコに差し込んで夢想した。
おっさんのチンポが挿入される。グニュグニュ、グニュグニュと、私はあらがうことなく犯され凌辱される。
バイブのスイッチを入れる。クリトリスが悲鳴を上げた。
指先で慰めるオナニーとは、決定的に衝撃度が違う。
電池が無くなるまで、バイブはとめどなく振動し続ける。
その日から桃香は、すっかりバイブにはまってしまった。

