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団地妻、桃香の青春とは……
第4章 蒼汰くん

蒼汰少年の来訪を待ちながら、桃香の胸がときめいている。

18歳の少年を相手に、32歳の女が何をときめいているのだと、自分で自分を揶揄するのだが、何かが起こりそうな予感がして心が燃える。

背徳の琴線に触れたようで、桃香の頬が淫靡に火照っているのだ。

少年からの返信に逡巡の間があったのは、エッチな話と書いたからだろうけど、彼なりに何かを期待して決意したのだ。

彼は私の裸を見て、オナニーを見て、友美とのレズを見て、それを前提に紅茶の誘いに乗って来るのだ。
今だって、メールを返信している相手が、下着姿の女だと承知しているのだから。
桃香の心の奥底で、不埒な悪魔がささやきかける。


玄関のインターホンがポポンと鳴った。
桃香は下着姿のまま、ドアを開けて少年を招き入れる。

「いらっしゃい、蒼汰くん。さあ、上がってちょうだいな」

下着姿での出迎えに、少年はあからさまにドギマギしている。

「は、はい……、おじゃまします」

うつむき加減に少年は、純情を絵に描いたような、清々しい表情で挨拶を交わした。


桃香は少年を、ダイニングに案内してテーブル席に座らせた。

桃香はすでに気づいている、少年のチンポが勃起していることを。

玄関で桃香の下着姿を目の当たりにして、ズボンの股間が膨らみテントを張ったのだ。
テーブルの下でも少年の手は、さりげなく股間を押さえている。

「いま、紅茶をいれてあげるわね」

「は、はい」


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