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団地妻、桃香の青春とは……
第4章 蒼汰くん

桃香は蒼汰の手を取って、寝室に入ると窓辺を背にして立った。

「この窓から、あなたに見られていたのよ。そのベッドで……、ふふ」

桃香はレースのカーテンを透かして、窓からの柔らかい光を浴びてポーズを作った。
両脚を交差して、いかにも色っぽく、下着姿を蒼汰に見せつけた。

「ねえ、蒼汰くん、今、どこ見てるの?」
「ふ、太もも……」

桃香はキャミソールの裾を持ち上げる。

「今度は、どこを見てるの?」
「パ、パンティ……」

「パンティは何色?」
「黒……」

「黒は好き?」
「う、うん。白い……太ももに、食い込んでて……色っぽい」

桃香は微笑んで蒼汰を見つめる。

「今日はさあ、また蒼汰くんに覗かれるかもしれないと思ってさあ、ビキニの黒パンティを穿こうって、蒼汰くんのために選んだのよ」

「待ってた……の?」

「ふふふ、ふふふ、蒼汰くん、私のパンティを、脱がしてみたい?」
「み、みたい」

「私の太ももを、舐めてみたい?」
「みたい」

「股間に顔を、うずめてみたい?」
「み、みたい」

蒼汰の声が、次第にうわずってくる。

「蒼汰くん、私のパンティを、脱がしてもいいよ。だから、私をベッドに連れてって……」


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