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団地妻、桃香の青春とは……
第1章 愛のセールスマン

セールスマンの男は、「失礼します」と言って背広の上着を脱いだ。
そして、ズボンを脱いでブリーフも脱ぎ去った股間を見て、桃香と友美は絶句した。
ポルノ映画の男優かと思えるほどに、巨大なペニスが勃起している。どうして瞬間的にこんなに勃起できるのか。
友美のセクシーな下着姿に魅せられたのか。桃香の白ミニのショートパンツから剥き出しの太ももに感じたのか。
それだけのことで、こんなに素早く戦闘態勢に入ってヤル気満々になれるのか。
それとも、ただひたすら、商魂のなせる業なのか。
全裸になったセールスマンは、二人に向かって一礼をした。
敷かれた布団の両端に、下着姿の友美と全裸の男が正座して向き合った。
そして男のペニスには、仙女のコンドームが被せられた。
「お願いします」
友美はしおらしく両手をついて、いかにも恥ずかしそうにお辞儀をした。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
セールスマンの男も両手をついて、お辞儀をしながら言葉を継いだ。
「本日初めてのお客さまが、お嬢さまのような可愛い女性で幸運です」
「お嬢さまだなんて、うふ」
まんざらでもなさそうに応じる友美に、セールスマンは念押しをする。
「あの、もしも満足して頂けましたら、購入してもらえますね?」
友美は即答して、桃香にも了解を求める。
「もちろんだわ。ねえ、桃香さん」
「ええ、もちろん」

