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団地妻、桃香の青春とは……
第4章 蒼汰くん

去年の夏といえば、夫の真司は最初の海外派遣で不在だった。一人ぼっちの寂しさを紛らわすために、バイブに溺れて不感症になってしまった頃だった。
「そうか、最初の海外派遣の時か……」
「えっ?」
「えっ、じゃないわよ。童貞は本当なの?」
「それは嘘じゃない。本当に初めてだから」
「そっか、それは信じてあげよう」
「う、うん」
桃香は蒼汰の勃起したチンポをギュッと握り締めると、顔を見上げて睨み付ける。
「嘘つき蒼汰くんに、お仕置きしなくちゃいけないな」
「えっ?」
「蒼汰くん、お仕置きされたい?」
「う、うん……されたい」
「じゃあ、ゆっくりお仕置きしてあげるわよ」
「ど、どうするの?」
「これから、私の命令に従うんだよ。私の命令は絶対だからね」
「うん……」
桃香は目を見開いて、わざと卑猥な笑みを浮かべて見せる。
「蒼汰くん」
「うん」
「私のパンティを……脱がしてちょうだい」
「はい!」
桃香のパンティを脱がしたら、いよいよチンポを挿入できると考えると、蒼汰の胸はときめき熱くなる。初めて経験する、本物のセックスの始まりだと思うと、愉悦の昂奮が湧き上がる。
蒼汰はおずおずと、股間に食い込むビキニのパンティに両手をかけた。
「も、桃香……桃香――」
蒼汰は感極まって、黒パンティに鼻先を押しつけた。
ほのかな香水の香りが鼻孔をかすめ、少年の欲情を鷲づかみにした。

