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RINZIN ー隣人ー
第2章 第一話
 涼太はおそるおそる、人差し指の先っちょで向かって右の乳房をツンツンつついてみた。

 (や、やわらけぇ……でもちゃんとハリもある……エッロ♡)

 それは言うなれば想像どおり、期待をまったく裏切らない感触。当然、すでに涼太の股間はフル勃起状態である。

 (やべぇムラムラが半端ねぇ。あー犯してぇ……!)

 昂ぶる欲求とは裏腹に、いくら眠っているとはいえさすがにこれ以上の接触は危険であると判断した涼太。

 するとそのとき──。

 「ンッ……」

 北野が寝返りを打とうとして、その拍子に少し脚を開いた。
 涼太は思わず「ゴクリ」と喉を鳴らす。

 (ちくしょうこんなの生殺しじゃねぇかよ……。クソッ、ちょっとくらい見るだけだし……いいだろ)

 巨乳のせいで上半身にばかりに着目していたが、よく見ると下半身も申し分ない。ウエストは細身であるのに尻や太ももはやけに肉づきが良く、涼太の劣情をさらに煽ってくる。

 涼太は北野の足もとへ移動すると、タイトスカートの中を覗き込んだ。

 (お、おい……なんだよこれっ……!?)

 下着は何色か、くらいのつもりでそこを覗いた涼太に衝撃が走る──なんと北野はショーツを穿いていない。ノーパンだったのだ。しかしおどろくのはそればかりではない。

 (パイパンじゃねーかっ……! マジかよこいつっ……あ、しかもこれっ──)

 涼太が北野の無毛《パイパン》に手入れされた陰部を食い入るように凝視していると、そのワレメから「ツーッ」と、一筋の白濁した液体が伝い漏れている──それは紛れもない、精液《ザーメン》にほかならない。陰部からムンと迫り来るメスのにおいに紛れてあの独特なオスの臭気を放っているのだ、まちがいないだろう。

 (おいおいなんだよこの女っ……膣内射精《なかだし》されてやがんじゃん……!)
 
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