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RINZIN ー隣人ー
第7章 第六話
六畳一間の和室、そこはこの家唯一の寝室。畳いっぱいに敷かれた三枚の布団、このうえで家族全員が川の字になって寝ている。
最後に布団を干したのはもういつのことだろう──その万年床には、汗やカビの臭いが染みついていた。
「──ほら、早くしろよ」
「キャッ!?」
和生は芽生を布団の上に押し倒すと、慌ててベルトのバックルを外し下半身を露出した。そこには黒々としたズルムケの巨根がそそり立っている。
そんな兄を前に、芽生は一切の抵抗をみせない。それどころか、なにも言われずとも自然と股を開いて待機していた。まるで「早くして」と言わんばかりに。
そして和生は荒々しい手つきで芽生のパンティを脱がせると、一切の前戯もなしに芽生の膣口へペニスをあてがう──。
「──ンッ!」
次の瞬間、和生の肉棒が芽生の奥を一気に貫く。相当に声を押し殺している様子の芽生。しかし和生はそんなことおかまいなしとばかりに、狂ったように腰を振る。
「オラッ! 芽生っ? 兄ちゃんのチンポ気持ちいいだろっ……? もっと声出せよ、オラァッ!!」
「ンンッ……!! イヤッ……アッ──」
ふすま一枚隔てた居間にはまだ中一の弟がいる。芽生が航生にイヤホンで音楽を聴けと促したのは、こんな生々しいセックスの音を弟にできるだけ聞かせたくないためだった。しかしそんなことが気休めにもならないことは、芽生が誰よりもわかっている。
二人の雰囲気からわかるように、この家では兄から妹への性的暴行は日常的に行われている。だから航生も自分の兄と姉がふすまの向こうでなにをしているか当然知ってはいるのだ。もちろんそれがひどくおぞましいことだということも──。
(はやく終わって……)
最後に布団を干したのはもういつのことだろう──その万年床には、汗やカビの臭いが染みついていた。
「──ほら、早くしろよ」
「キャッ!?」
和生は芽生を布団の上に押し倒すと、慌ててベルトのバックルを外し下半身を露出した。そこには黒々としたズルムケの巨根がそそり立っている。
そんな兄を前に、芽生は一切の抵抗をみせない。それどころか、なにも言われずとも自然と股を開いて待機していた。まるで「早くして」と言わんばかりに。
そして和生は荒々しい手つきで芽生のパンティを脱がせると、一切の前戯もなしに芽生の膣口へペニスをあてがう──。
「──ンッ!」
次の瞬間、和生の肉棒が芽生の奥を一気に貫く。相当に声を押し殺している様子の芽生。しかし和生はそんなことおかまいなしとばかりに、狂ったように腰を振る。
「オラッ! 芽生っ? 兄ちゃんのチンポ気持ちいいだろっ……? もっと声出せよ、オラァッ!!」
「ンンッ……!! イヤッ……アッ──」
ふすま一枚隔てた居間にはまだ中一の弟がいる。芽生が航生にイヤホンで音楽を聴けと促したのは、こんな生々しいセックスの音を弟にできるだけ聞かせたくないためだった。しかしそんなことが気休めにもならないことは、芽生が誰よりもわかっている。
二人の雰囲気からわかるように、この家では兄から妹への性的暴行は日常的に行われている。だから航生も自分の兄と姉がふすまの向こうでなにをしているか当然知ってはいるのだ。もちろんそれがひどくおぞましいことだということも──。
(はやく終わって……)