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RINZIN ー隣人ー
第7章 第六話
 「ね、ねーちゃんっ……」
 「コウ? なにしてるの……?」
 「お、おれもしたいっ……ねーちゃんとせっくすっ……」
 「ね、ねぇ……コウやめよ? ね? コウはおねえちゃんなんかじゃなくてもっと──」

 航生は自らズボンとパンツを下ろす。するとそこにはまだ包皮でスッポリとおおわれた小ぶりなサイズのペニスが、うぶ毛ほどの陰毛の下でピンと上を向いていた。

 「ひゃははっ! まだガキのチンポのクセしていっちょまえに勃起してやがる(笑)おい航生、さすがにもうオナニーくらいはしてるだろ?」
 「う、うん……いっつもねーちゃんのこと考えてしてるっ……」

 (うそ……コウ、そんな──)
 
 「にっ、にーちゃんや『とーちゃん』ばっかりずるい……おれもねーちゃんとしたいっ!」

 (ダメ……それだけはっ……)

 「ギャハハッ! いいじゃねぇか航生。やっぱお前もうちの男だなぁ。見といてやるからねーちゃんの膣内《なか》にたっぷり出してやれよ」

 和生はそう言うと、たった今自分が射精した芽生の陰部を指で「くぱぁ」と拡げてみせた。

 「いいか航生、よーく見とけよ? ここがクリで、ここがシッコする穴、そんでこっちがマンコの穴だ」
 
 兄から弟へ、女性器の構造の雑な説明がされる。そこを食い入るように覗き込む航生──ついさっきまで芽生の手料理をよろこんで食べていた無邪気な弟の姿はもうそこにはない。

 芽生はこの時点でもうあきらめていた。この家で暮らしている時点でいずれはこうなっていただろう。だからこそそれをどうにか避けたい一心もあって、芽生は密かに「計画」を練っていたというのに──。

 (間に合わなかった。コウの誕生日まで待つんじゃなかった──)
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