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第67章 3日目・午前３　受け止められない歪んだ愛

「やさしく抱いてほしいの。
アタシ、初めてだから」


そんなか細い声も聞こえてきた。
それって昨日、ボクに言った言葉じゃん。
昨日までは正真正銘のバージンだったけど、
今夜はフリをしてるってことだよね。


あいつは、カコちゃんのこと
処女で何にも知らないって思い込んでるからさ。
カコちゃん、演技してるって思ったら、
ざまあみろっ、
ぺってあいつに唾を吐きかけたくなったけどね。


ただ、処女の証がなかったのが
あいつを怒らせちゃったみたいでさ、
「いつの間に、俺の知らない男に抱かれたんだ？
本当に初めてなのか？」
なんてさ。


カコちゃんが
「ダンスしてたら、
破れちゃってたみたいなの。
ごめんなさい、そういうのわからなかったから」
って、泣きながら必死に弁解している声も
聞こえてきた。
カコちゃん、案外演技が上手だったよ。


知らない男じゃなくて、
知ってる男に抱かれたんだけどね、、、
、、、実の息子、、、


そのあとはさ、
カコちゃん、痛いふりして、
悲鳴のような声を
あげてるように聞こえてたんだけど
だんだん艶めかしくなっちゃって、、、


「佳奈子のオマンコに、ペニスが入ってます。
気持ちいいのぉ」
なんて聞こえてきた。
あいつに言わされてるんだろうけど、
なぁんだ、結局、カコちゃんも
ただのメスってこと？