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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第69章 3日目・昼2 凌蹂の運転席
「あ、ヒロくんからだ」
画面を見たタケトがそう言って
スマホを取ってしまった。


今頃新幹線に乗った頃だろうか。
きっとそんな連絡に違いない。
綾子は、そんな風にぼんやりと思っていた。


昨夜も今朝も、
あんなに待ち焦がれた
ヒロシからの連絡なのに、
心はもう、弾まなかった。


アタシを置いていなくなっちゃうんだから、
そう思うと、その存在が
儚く遠いものに思えてきたのだ。


昨夜抱かれたのも、夢の中の出来事のよう。
また会う日なんて、きっと来ない。
そんなことすら思ってしまった。


オマンコにビンを突っ込んで、
逝かせて、いなくなっちうなんて、
酷すぎるよ。
なんで、バカ正直に今も
挿れたまんまにしちゃってるんだろ、アタシ。


今のアタシには、アナタよりも
タケトくんの方が
よっぽど、頼もしくすら思えてしまう。
もちろん、これ以上の関係には、
ならないけどね。


明るく喋っていたタケトが
画面を見た途端、急に無言になった。
何かあったのだろうか。


「これ」
無言で差し出してきたスマホには
ヒロシと綾子の2ショットの画像が
大きく映し出されていた。
しかも普通の2ショットではなかった。
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