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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第70章 3日目・昼3 淫惑の学校見学
「え、あ、キミ、違うの?
てっきり、、、
ごめんね、、、。
ヒロくんって子がね、
電話で、恭子の窮地を救ってくれたの。
オヤジに迫られて、大変だったんだからぁ」


ようやく抱きついていた綾子から
恭子が離れた。


「へぇ〜、ヒロくんて
すごいんだぁ、
さすがだな、、、
ね、綾子せんせ」


タケトの言い方には
どう見てもトゲがあった。
さっき送られてきたラブラブな画像、
「オレの綾子」という言葉が
尾を引いているのだろう。


でも、そのヒロシは、
ここにはいない。
タケトのいうとおり、
学校では「タケトの勝ち」なのだ。


「で、キミは、誰なの?
もしかして、綾子先輩の息子?
え〜、そうなの?」
「もぉ、違うわよ〜。
そんなわけないでしょ、恭子ちゃん」
とタケトのことを説明した。


「この子はね、
同じマンションで、
今、中学三年生で、
来年、うちの高校、受験したいんだって、
それで見学に連れてきてあげたの」


「だから綾子先輩、スーツなの?
まるで入学式に来た親子みたいに
見えたから、
何事かと思っちゃった」


スーツなのは、自分の意思ではない。
タケトくんに着て欲しいと頼まれたからだった。
そこに、タケトくんの亡くなったまま、
真奈子さんの面影を重ねてもいるのだろう。
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