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第70章 ３日目・昼3　淫惑の学校見学

綾子は、さっきのドラッグストアでバイト中で、
コンドームの試供品をくれた、
梨花の義兄さんとの会話を思い出していた。


あの時、確か、好きな人がいるけど、
どうにもできないって言ってたけど、、、
それって、、、
お義母さんのことだったのね。


でもアタシ、好きなら告白すればって、
けしかけちゃった。
まずかったかしら、、、
そんなのできるわけないよね、、、
お義兄さん、本気にしなきゃいいけど。



梨花ちゃんのママ、、、
そういえば、面談で何度も会ったことがある。
すごい美人でも可愛いんでも
スタイルがいいとかでもなくって
普通なのよね。


それでいて、梨花ちゃんのママにしかない
魅力があってどこか
惹かれちゃうのよね。
ほとんどお化粧もしてないから、
ちょっとするだけで全然変わりそうだし。


ずっと母娘だけだったから、
梨花ちゃん、育てるのに苦労してきて、
その疲れてるのが顔に出てるのかな。


ようやく再婚したのに、、、
一つ屋根で年頃の男の子と暮らして、
また気苦労が増えちゃったのかしら。


やっぱり、父親と息子って
好みが一緒で、
同じ相手に興味持つのかな〜。
タケトくんとお父さんだって、
佳奈子さん、好きになっちゃってたしね。