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第71章 ３日目・昼４　恥辱の個人授業・ボクだけの先生

、、、なんでそんなことを、、、
、、、それに、おしおきって何よ、、、


言い返したい言葉は、呑み込んだ。
それを口にした瞬間、
プチんとキレられたら、
おしまいだ。


それに、ゲームに挑戦しなくっても
梨花ちゃんに連絡しちゃうんでしょ。
やるしかないじゃない。


落ち着いて、、、
１０秒あったら大丈夫のはず。
いつもなら、何てことはない。
通路を回り込んだとしても、
２歩で１秒、
２０歩でいければ間に合うはず。


「綾子先生、計算してる目を
してる〜。
さすが数学の先生ですね」
、、、数学なんかじゃないよ、、、
算数、、、それに、体力、、、


「わかったから」
「さすが、綾子先生、、、
答えが出て、
余裕って目をしてますね」
「ねえ、やるなら早くして、、、」


「ああ、、、その目、
綾子先生、そんなに真剣な目するんですね〜、
初めて見た。
写真撮っておこうっと」
、、、やめて、、、そういう気力はなかった。


「でも、走れるといいですね、
さっきからずっとゆっくり歩いてるから」


、、、ゆっくり？
、、、そうだった、、、かも、、、
あまり意識してなかったけど、、、
それをわかっててこんなこと、、、、