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第71章 ３日目・昼４　恥辱の個人授業・ボクだけの先生

結婚できたのかしら、、、
うまくいってるといいな。


結婚は、タイミングと勢いだから、、、
アタシも気づいたら、結婚してて、
娘産んでて、
今になっちゃってた。


まさか、こんなことに
なっちゃうなんて思わなかったけど、、、


ヒロシくんが帰省してこなかったら、、、
Tちゃんに会ってなかったら、、、
ヒロシくんがそれを見てなかったら、、、


そもそも、親友のカオルちゃんが
Tちゃんの連絡先を教えてこなかったら、


夫の出張が、もっと少なかったら、、、
アタシが、夫の出張に疑念を抱かなかったら、、、


タケトくんが引っ越してこなかったら、、、
アタシが、タケトくんのママに似てなかったら、、、
タケトくんの今のママの佳奈子さんが、
他の男のところに泊まりに行かなかったら、


何か一つでも、なかったら、
こうなってなかったかもしれない。



でも、結局は、
すべて、自分が蒔いた種、
ってことなんだけどね、、、




「そんな話してたら、
遠くからヘンな声が聞こえてきたんだよね。
先生が泣いたりもして、
そのあと、ゆっくり話してたら、
時間が結構経ってたみたい。


アレって、、、


まあ、ボクにはわかってるんだけど、
先生は、え？って顔になっちゃって。


ネコ、飼ってるんじゃないわよね、、、って
言いながら、
顔が真っ赤になって、、、」