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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第28章 2日目・夜1 時間厳守
夕方から、学校の暑気払いに頭だけ顔を出していた。
そもそも、夫も出張でいないはずだったから、
参加することに決めたのだけれど、
所詮、暑気払い。
重要な集まりではない。

それどころか教頭や中年教師たちの
下品な下ネタに付き合わされてしまうこともあるくらいだから、
本来なら出ないでいられることがせいせいするくらいだった。

あのバツイチの同僚の姿も見える。
チラチラとこっちを見ているのが
気持ち悪いくらいだった。
話しかけるタイミングを探っているに違いない。

と、ヒロシからのLINE。

<あと1時間>

それだけだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
シンプルなのが怖い。

もちろん返事なんかできないでいると

<お土産忘れずに>
とさらに来た。
、、準備はしたのよ、、でも、、

さらに、二つのグラスが
乾杯しているスタンプも。

、、夫のいる部屋の隣で、、
そう思うと怖くなる。
でも仕方がない。
行かない方が、もっと怖いことになりそうだから。


用ができたから頭だけで先に帰りますね、
と伝えた時の
新卒で入ってまだ2年目の若い女の先生の「帰っちゃうんですか」と言う
すがるような目が、頭に残っている。

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