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第74章 ３日目・昼７　電話中に淫湿なお仕置き

、、、こんなキス、、、
久しぶりかも、、、


綾子は自分の心が弾むのが、
わかった。
少なくとも夫とは、
ずいぶんとしていない。


二人ともあまりに
淫らな格好をしたままだけれど、
キスをする行為と気持ちは、
それとはかけ離れていた。


タケトくん、Ｔちゃんみたいな
ところあるのよね。
エッチなんだけど、純情な感じ。
今日初めて話をすることになったとは
とても思えないな。


なんか、すごい、
しっくりくる。
ココロもカラダも。
相性がいいのかな。


時々、何考えてるのか、
わからなくて、怖いけどね。
アタシのこと、イジメるのも
好きみたいだし。


でも、それも、可愛く思えちゃう。
ホント、好きになっちゃったのかな、、、


やがて、
綾子の手もタケトの背中に回り
熱く抱擁をしながら
キスは続けられた。


何度か、かかってきては切れた、
ヒロシからの着信がまたあり
タケトのスマホが震えている。
キスを続けるには邪魔な着信だった。


綾子ですら、心の中では、
もう、ヒロシくんかけてこないでよ、
早く東京に帰ってたら、、、
そう思ってしまうくらいだった。


タケトがそれを手に取った。
、、、まさか、電話に出るの？
綾子に一瞬不安がよぎった。