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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第6章 前夜4 お願い
でもドキっとした。「好き」という言葉に反応してしまう。
でも1年前に言われた時と、今では、なんか違う。

あの頃は、まだまだ少年だったのに、
今は、青年という言葉の方が合う。
本当にイケメンになったのね。
背も急に伸びて。
夏音があったら、もう舞い踊っちゃうわね。

それにしても、朗読なんて、
可愛いこと言ってくるのね。
ヒロシくんもカラダは大きくなったのに
ずいぶんとウブなんだから。
もしかして、、まだ彼女、できてないのかしら。

「そう言われると、嬉しいような恥ずかしいような」
「で、何を読めばいいのかな」
「なんでもいいですけど、
本棚、見せてもらっていいですか」
「リビングは、パパの仕事用の本とか、ビジネス書ばっかりよ。
あとは、寝室に、あたしの本が少しあるけど、
でも朗読できるのあるかな」
「ちょっと見せてもらっていいです?」
「寝室は恥ずかしいなあ」
「別にベッドを見たいんじゃないですよ。
本棚」
「こっちよ」

リビングから廊下を通って、奥の部屋。
ヒロシの家とはずいぶんと作りが違う。
「恥ずかしいから寝室の明かりは点けないからね、
廊下の明かりで見つけてみて」
「はあい。ああ、いい匂いがするなあ」
「そういうのはいいから」

入ってすぐ右手に本棚があった。
こっちは小説や詩集が多い。
「これ、綾子さんの?」
「うん、だいたいね。人に見られるの
なんか、恥ずかしい」
「詩集も多いんですね。ロマンチックだなあ。
綾子さんにぴったりですね
パパさんもこの部屋なんでしょ」
「夫婦だからね、一緒よ」
「今でもラブラブなんですね」
「そんなことないわよ。
今夜だって、独り、、」
「寂しいんですか?」
「夏音もいないし、ね。
まあノビノビできていいんだけど」

「あ、たぶんなんですけど、
俺の部屋、ちょうどこの隣ですよ」
「そうなんだあ。
なんか繋がってるみたい。
ねえ、部屋の中は
あんまり見ないで。片付けてないから」
「あ、これ、これにします」

「へえ〜好きなの?ヒロシくん」

ヒロシは、ピンクと紫の表紙の二冊に分かれているベストセラーをとった。

それは、綾子にとっても特別な本だった。
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