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第82章 ３日目・午後４　新たな脅迫者

そう言いながらもスマホのレンズは
綾子の顔を捉えていた。


「光栄ですって、、、
そんなこと言ってないで、
撮るのやめて、、、お願い」
「やめてもいいけど、
さっきまで撮ったのは、
クラウドにもう保存されちゃってますけどね」


、、、さっきまでって、、、
じゃあ、今来たってわけじゃないのよね、、、
あの人影が見えたのは、
見間違いじゃなかったんだ、、、


「それに、これ、
梨花のスマホだから。
綾マニアってサイト、知ってますよね、
梨花が綾子先生の写真とか撮ってあげてるの。
ま、そのスペシャルバージョンってことかな。


けっこう、ファンが多いから、
みんな喜ぶと思うなぁ。
綾子先生の、あんな姿や、
あんな声も聞けるなんて」


ショウタがそう言いながら
梨花の後ろの張り付くように立ったのが
見える。


「梨花なんてさ、
綾子先生のイケない姿、
間近で見て、興奮しちゃってるんだよね」


そういうとスマホで梨花の
姿を照らしながら、
持っていないもう片方の手で
梨花の胸を揉み始めた。
爽快な白のポロシャツの上から、
鷲掴みにされているのがわかる。


「ぁあん、、、
やめて、、、先輩、、、」