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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第35章 2日目・夜8 パスワード

綾子は、あの夜にまた思いを巡らせた。
カフェに行き、確かに手をつないで歩いた。
ドキドキした。
そして抱きしめられた。
久しぶりの感触に体がとろけた。
何も変わってない。
そして、、、、
そのあとのことも全部覚えている。
綾子は、すぐ近くの
夫が予約したホテルに泊まっていた。
コンビニでお酒を買って、
そこへ向かったのだ。
そこまでは
この写真にはなかったけれど、
もしそれもあったら、、、
「消しちゃうと、綾子さんの
大切な思い出も消えちゃうけど」
、、そんな言い方しないでよ、、
、、思い出は消せないんだから、、
「平気だから」
「は〜い。じゃあ消しちゃってください、ぜ〜んぶ」
「これで全部?」
「まだ何かありました?」
「そんなことはないけど」
ヒロシがとぼけているのか
本当にないのかはわからない。
これで全部であってほしいと願うだけだ。
「でもこれだってパパさんや
夏音ちゃんに見られたら困るでしょ。
やっぱり夏音ちゃんに送ってみようかな、
手をつないでるのとか。
服装みたら、ママかどうか、
わかりますよね」
「やめて、、、」
「冗談ですよ。
さっさと消しちゃってください。
そしたら誰にも送れないし」
綾子は、写真を選択して
消すたびごとにパスワードが
要求された。
その度に
<「綾子さん好きです」>
そう打ち込むしかなかった。
ヒロシの思いが手を伝わって体に刷り込まれていく。
「俺のお願い、なんでも聞いてくれるんですよね」
綾子が振り返るとヒロシが
真剣な顔をして見つめていた。
ついにその時が来たのだ、
そう感じさせる目だった。
カフェに行き、確かに手をつないで歩いた。
ドキドキした。
そして抱きしめられた。
久しぶりの感触に体がとろけた。
何も変わってない。
そして、、、、
そのあとのことも全部覚えている。
綾子は、すぐ近くの
夫が予約したホテルに泊まっていた。
コンビニでお酒を買って、
そこへ向かったのだ。
そこまでは
この写真にはなかったけれど、
もしそれもあったら、、、
「消しちゃうと、綾子さんの
大切な思い出も消えちゃうけど」
、、そんな言い方しないでよ、、
、、思い出は消せないんだから、、
「平気だから」
「は〜い。じゃあ消しちゃってください、ぜ〜んぶ」
「これで全部?」
「まだ何かありました?」
「そんなことはないけど」
ヒロシがとぼけているのか
本当にないのかはわからない。
これで全部であってほしいと願うだけだ。
「でもこれだってパパさんや
夏音ちゃんに見られたら困るでしょ。
やっぱり夏音ちゃんに送ってみようかな、
手をつないでるのとか。
服装みたら、ママかどうか、
わかりますよね」
「やめて、、、」
「冗談ですよ。
さっさと消しちゃってください。
そしたら誰にも送れないし」
綾子は、写真を選択して
消すたびごとにパスワードが
要求された。
その度に
<「綾子さん好きです」>
そう打ち込むしかなかった。
ヒロシの思いが手を伝わって体に刷り込まれていく。
「俺のお願い、なんでも聞いてくれるんですよね」
綾子が振り返るとヒロシが
真剣な顔をして見つめていた。
ついにその時が来たのだ、
そう感じさせる目だった。

