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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第36章 2日目・夜9 機械音の命令
綾子は、少し身構えた。

「アヤコサン カベギワニ タッテ クダサイ」

言われたからといって、、でも、、

綾子が動けないでいると、
ヒロシの手が壁の方を指していた。
その壁の向こうに、自分たちの寝室がある。

「ブラウスノ ボタンヲ ゼンブハズシテ」

やっぱり、そういうことよね、、、

さっき、恥ずかしさのあまり、
一度、前を閉じてしまったけれど、
今度は全部外さなければならないのだ。
しかも、壁の向こうには夫がいる。

首を横に振った。
コバム ケンリガ アル、、、

そう言っていたけれど、
写真は、思ったよりすんなり消してくれたし、
さっき恭子を助けてくれたこともある、、

それに、機嫌を損ねて、急に豹変されたら怖い。
そんな年頃の男の子だ。
学校でも生徒たちへの対応で気をつけているところだった。

機械音の言葉遣いが丁寧なのも救いに思えた。

少しくらいはお願いを聞いてあげた方がいいわよね、、
少しくらいは、、、ね、、、
あまりにも無理なことは
拒めばいい。

だって、見られるくらい平気でしょ、
昨日の夜は、もっと恥ずかしい姿だったよね、、
薄暗い中だし、、
これは無理じゃないよね、、

綾ちゃんなら、、
、、もう、やるしかないのよ、、
そう自分に言い聞かせるしかなかった。

綾子の手が、ブラウスの前にかかった。
その指は少し震えていた。
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