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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第37章 2日目・夜10 ハジマリノコエ
自分でオナニーする時の声なんて
これまで意識したことなかった。

大学に入ったばかりの
オナニーを覚えたての頃は、
女子寮の相部屋で
しかも二段ベッドだったから、
声を出さないように堪えて慰めていた。

「夕べ、ひとりエッチ、してたでしょ」
なんて同部屋の先輩に気づかれたこともある。
顔が真っ赤になるくらいに恥ずかしかった。

でもあの頃は、彼にたくさん抱かれて帰ってきた夜も
まだまだしたくてたまらなくて
我慢できずに秘部に指を伸ばしていた。
周りも見えずにきっと声出してしまってたんだ。

それから後の日々も、
聞かれているかもしれないという状況に
逆にゾクゾクとしてしまい、
声を上げることをこらえながらの
秘めた行為を止められなかった。

一人暮らしするようになってからは、
周りを意識する必要なんてなかったから
何も着けずに、
生まれたままの姿になって、
存分に声を上げるようにもなった。

セックスと同じようにオナニーも好きだった。
でも、最終的には、やはり、
オトコの温もりが欲しい。
オトコの激しさが欲しい。

綾子のカラダが求めてくるのはどうしようもなかった。
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