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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第37章 2日目・夜10 ハジマリノコエ
結婚した今だって、
夫が全然かまってくれなくて、
カラダが疼いてどうしようもない時に
ストレス発散のように一人でしてしまうことはもちろんある。

大抵が、一人でいる時か
シャワーを浴びながらだ。
あるいは、セックスで自分だけ射精して満足してしまった夫が
寝入った横でということもある。

いつだったか、休日の昼間、
娘の夏音が勉強している間に
こらえきれなくなり、
ばれないようにと寝室でこっそりと慰めていた。

没頭して気づかなかったところに、
娘にいきなり入ってこられ、
「なんか声してたけど、ママ、何してたの?」と聞かれ、
ごまかすのに大変だった。

下半身は何も着けずに裸だったからだ。
慌てて、毛布をかけて隠したけれど、
気づかれる寸前で、冷や汗が出た。
多分、運動してたとか適当なことを言ってごまかしたんだろう。

もしかしたら娘にもその「ハジマリノコエ」を
聞かれてしまっていたのだろうか。
その時は、実際にしていたことを娘が分かる歳でもなかったけれど、
それからは特に気をつけている。
まだまだ女の子だけれど、最近、だんだん大人びてきている。

綾子のこれまでのいろんなオナニーの場面は想像できるけれど、
どの時でも、始まりなんてどこかなんて
気にしたことはなかった。
興奮状態になりつつあるカラダでは
もはや分かるわけがない。

綾子にとって、そこは通過点に過ぎずに
目標は、もっと高いところにあるからだ。

ハジマリ よりも オワリ が大切だった。

いかに高いところまで昇りつめて、
大きな快楽の花を開かせることができるか、だ。
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