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第84章 ３日目・午後６　教え子の操り肉人形（ドール）

「それくらい知ってますよ〜。
そんな噂は、すぐ
駆け巡っちゃうんですぅ。


ショウタ先輩って、
自分でどう思ってるかわかんないですけど、
後輩女子から人気あるんですよ。
スポーツマンだし、
高身長だし、
かっこいいし、、、


それが、バドミントン部引退したら、
いきなり、
運動も勉強もできて、
美人で、ボインな彼女作っちゃって。


そんなの敵わないって、
みんな、ショック受けて
陰で泣いてたんですから」


、、、女子からすると、
そうなるんだ、、、
確かに、ショウタくん、
人気があるのはわかるな。


「そんな彼女がいるんなら、
これ以上、梨花になんて、
ちょっかいなんて
出さないでください。
今日のこととか、
彼女さんには内緒にしておきますから」


この二人、、、
幼馴染だけあって、
本当に仲がいいのね。


「梨花なんて、胸もおっきくないし、
頭だってよくないんだから」


なんか梨花ちゃん、
泣いちゃいそうなんだけど。
ずっと話を聞いてると、やっぱり
梨花ちゃん、ショウタくんのこと
好きなんじゃないかしら？


さっきのショック受けてた女子って
もしかしたら、梨花ちゃん自身のこと
なんじゃないの？