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第86章 ３日目・午後８　教え子のいいなり肉淫穴（ホール）

梨花にとって、
二重人格のような先生は、
ちょっと怖い存在にもなってきていた。


もにろん先生は覗かれているとは知らずに、
学校ではやけに親しく話しかけてくる。


この時には、梨花の中では、
怖いところがあっても、先生が将来、
パパになるんだろうと
そうも思い始めていた。
それくらい母親とは親密に
なっているように見えた。


母親が嫌がっていないのなら
きっと本当は怖くなんかないのよね、
そう思って学校でも普通に
先生と話していた。




ところがだ。
ある日それは、突然終わった。


帰りの会の時に、
明日から別の学校に転任すると
先生から挨拶があったのだ。
児童からは、悲鳴も上がってけれど、
先生はすぐに教室を後にした。


母親に伝えたけれど、
あっそう、
と無関心な様子だった。


あんなに親しかったのに、
なんで驚かないのか、
わからなかった。


すっかり、新しいパパが出来ると
思っていたけれど
あまりに急なことすぎて、
拍子抜けしてしまった。


後から噂で梨花も聞いたけれど、
その先生は、クラスの男の子と母親で、
駆け落ちしてしまったらしい。
まだ小学生にはわからないことだらけだった。